WinActorのマクロ実行でエラーが発生するようになった
Windows10上でWinactor6.3を実行しています。「Excel操作(マクロ実行)」のライブラリで問題なくマクロを実行していましたが、3日前から急に実行できなくなりました。すべてのマクロではなく、一部のマクロのみです。
このスクリプトには、悪質なコンテンツが含まれているため、ウイルス対策ソフトウェアによりブロックされています。
「Excel操作(マクロ実行)」のノードで失敗し、以下のエラーメッセージが表示されます。
スクリプトの実行に失敗しました。
エラー番号: 32813
内容: このスクリプトには、悪質なコンテンツが含まれているため、ウイルス対策ソフトウェアによりブロックされています。
WinActorのVBScriptからマクロを実行するときにブロックされているみたいです。
「Emotet」(エモテット)の影響?
マルウェア「Emotet」(エモテット)の活動再開による攻撃メールの件数が急増しています。2020年7月中旬ごろから再開したEmotetの活動が、2020年9月に入ってさらに活発になり、攻撃メールの配信量が急増しています。
IPAからの注意喚起↓
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html
このマルウェアは主にワードのVBAを実行することで感染するみたいです。
それに関連してVBScriptからマクロの呼び出しが厳しくなったのでしょうか。
ウイルス対策ソフトウェアはWindows Defenderのみ
WinActor実行PCは、サードパーティ製のウィルス対策はインストールせずに、Windows標準のWindows Defenderを使用しています。
Windows Defenderを無効にしてみた
スタートメニューをクリックし、メニューの「設定」アイコンをクリックします。
「更新とセキュリティ」をクリックし、「Windows セキュリティ」をクリックして設定画面の、「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
「設定の管理」をクリックし、「リアルタイム保護」にあるスイッチボタンをクリックして「オフ(無効)」に切り替えました。
Windows Defenderを無効後、シナリオ実行
正常に実行できました。
いまのところ、信頼できないメールを処理するようなシナリオはないため、Windows Defenderは無効のままにしておきます。RPA専用PCなので問題ないと思います。
以上です。
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