WinActorをVer5.1.3からVer5.2にアップデート
WinActorのノードロックライセンス版のフルライセンス版を1つ利用しています。最新版がリリースされていましたのでアップデートしました。
2018/11/26にVer5.2が発表されました。
v5.2で変更になったこと
- 管理機能との連携・・・管理機能との連携によりWinActor及びシナリオ実行の一元管理を行う事が可能になりました。
- Java操作用ライブラリを追加・・・Javaアプリケーションを操作するためのライブラリ追加しました。
- 機能改善・・・シナリオ作成やシナリオ保守に関する操作性・機能を改善しています。
- 動作環境・・・WindowsServer 2012 R2 に対応しました。
- セキュリティ対策・・・Java実行環境のバージョンアップを行いました。
- 不具合対応・・・不具合の修正を行っています。
- ユーザライブラリ・・・ユーザライブラリの追加・変更を行っています。
- その他
管理機能との連携
複数のWinActorを管理するための機能です。管理機能はSaas型とオンプレ型があります。
→スタンドアロン1台の弊社は気にしない。
Java操作用ライブラリを追加
Javaアプリケーションが操作できます。
ライブラリ一覧
- クリック.ums5
- タブ選択.ums5
- チェックボックス・オン.ums5
- チェックボックス・オフ.ums5
- チェック状態取得.ums5
- 値の設定.ums5
- 値の取得.ums5
- マルチリスト選択.ums5
- マルチリスト選択解除.ums5
- マルチリスト全選択解除.ums5
- リスト選択.ums5
- リスト選択取得.ums5
- リスト一括取得.ums5
- 表の値取得.ums5
- 有効無効状態取得.ums
→弊社は利用してないが、Javaアプリケーションがあればあとで試す。
機能改善
→細かい改善のみ。
動作環境
→WindowsServer 2012 R2は使用していないので関係なし。
セキュリティ対策
Java実行環境を2018年10月29日時点の最新版(1.8.0_191)にバージョンアップ
不具合対応
「グループ系ノードで発生したエラー情報が収集されない不具合を修正」
→以前、シナリオを作成時におかしな動きをしたがこれが原因か?
不具合の一覧があったら公開してほしいですね。
ユーザライブラリ
新規ライブラリの追加と安定性の向上
気になるライブラリ
- ログメッセージ出力.ums5
- ログ出力(ファイル指定).ums5
- ブラウザ起動(プロキシ設定).ums5
- ブラウザ起動(ドライバ指定・プロキシ設定).ums5
その他
ブラウザ関連ライブラリ用のWebDriverを更新
- GoogleChrome用:ChromeDriver 2.42 (Chrome v68-70に対応)
- Microsoft Edge用:Release 17134(Edge 17.17134に対応)
手動で更新する場合↓
使用中のバージョンの確認
WinActorを起動して「ファイル」→「バージョン情報」で確認します。
WinActor rev.5.1.3でした。
標準ユーザー用インストーラーを使ったアップデート
バージョンアップツールは「管理者ユーザー用」と「標準ユーザー用」がありました。「標準ユーザー用」を使います。
現在、利用しているWinActorは「Zip解凍版」でVer5.2をインストールしたものです。
WinActor_v520_inp_expire_20181231_30days.zipをダウンロードして解凍
解凍後のwinActor_v520フォルダに「WinActorインストーラー」と「WinActor」ドキュメントがあります。
「WinActorインストーラー」フォルダ配下のWinActorSetup_NoPrivileges.exeをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
ユーザーアカウント制御のダイアログが表示される場合はOKをクリックします。
使用許諾契約書に同意します。
インストール先を選択します。
警告のダイアログで「はい」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
インストールが始まります。
終わったら「完了」をクリックします。
アップデート後のバージョンの確認
WinActorを起動して「ファイル」→「バージョン情報」で確認します。
WinActor rev.5.2.0になりました。
以上です。
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