WinActorを自動実行で運用する その3(シナリオ構成)
タスクスケジュールから自動で実行するため、例外が発生してもシナリオが停止しないようにします。エラー表示のままでWinActorを開いていると、別のタスクスケジュールからのシナリオ実行ができなくなります。
全体を例外処理グループで囲む
Javaのtry-catchのように、全体を「例外処理」で囲みます。
正常系処理をグループで分ける
すべてのシナリオで共通の「開始処理」と「終了処理」、シナリオ固有の「業務処理」のグループに分けます。
開始処理にはChrome起動処理、終了処理にはメール通知処理、Googleカレンダー登録など。詳細は略。
異常系のアクション処理
例外発生時には、デスクトップをキャプチャして、エラーメールを送信します。
こちらの処理も「例外処理」で囲みます。
例外発生中の例外(致命的なエラー)
例外発生時は、メール通知して、すべてのアプリケーションを閉じますが、この処理中に予期せぬ例外が発生することに備えて、さらに「異常系」の処理を追加します。
ここでは、デスクトップに「致命的なエラー.txt」ログを出力して、WinActorを終了します。
デスクトップにはなにも置いていないので、このファイルが作成されたら、気づきやすいです。(別の仕組みでデスクトップのファイル有無を監視して、メール通知してもいいかも)
以上です。
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