スマートロック Akerunを導入してみた
通常のドアにIDカードで解錠・施錠したい要望がありましたので、工事不要の後付のAkerunProを6台導入しました。
クラウド型システム
Akerunはクラウドのシステムのため、インターネット環境が必要です。有線または無線です。
今回はWifiルーターを設置し、無線にしました。
Akerunはすべてレンタル
1つの扉に以下の5つがワンセットです。一つの箱で郵送されます。箱は返却時に必要です。
Akerun Pro | サムターンを回します。 |
NFCリーダー(室内) | カードを読み取りAkerunProで施錠・解錠ができます。 |
NFCリーダー(室外) | カードを読み取りAkerunProで施錠・解錠ができます。 |
Akerun Remote | 施錠・解錠のログをクラウドのシステムに記録します。有線or無線。 |
ドアセンサー | ドアの開閉を感知し、オートロックします。オン、オフ設定あり。 |
電池交換
Akerun Proおよびは同梱機器は、電池で駆動します。交換用の電池は無くなりそうになると勝手に郵送されると思いますが、まだ始めたばかりなので、未経験です。
NFCカードをかざして施錠・解錠
交通系のカードでも可能ですが、今回はICカード内蔵の社員証にしました。
インクジェット対応ICカードFeliCa Lite-S版を購入し、カード用のインクジェットプリンタで社員証を作成します。
カードプリンタ
キヤノン カラーカードプリンター CX-G2400を購入しました。
https://cweb.canon.jp/cardprinter/lineup/cx-g2400/index.html
名刺・カード作成ソフト
キヤノン イメージクリエイト SEを購入しました。
https://cweb.canon.jp/cardprinter/software/imagecreate-se/index.html
テンプレートがありましたが、イラストレーターで作成したものをjpeg出力して、背景画像にしました。
社員ごとに、顔写真と社員番号と氏名を変更するようにしました。
インクジェット対応ICカードFeliCa Lite-S版 100枚
券面に製造番号のレーザー刻印入りです。製造番号があるほうを社員証の裏面とします。
ボタン操作は無効に設定
室内のボタンで解錠できますが、ログがなにも残らないため無効にしました。
アプリで解錠
スマホアプリで解錠できます。ただし、室内からか室外からの区別ができないため、ログが「入出」「退出」ではなくて、「解錠」になります。
iPhoneアプリのほうがAndoroidよりも反応がいいです。アプリの差なのかOSの差なのかはわかりません。
iPhoneアプリでも80点ぐらいのできかな。
iOSのみのウィジェット解錠機能は便利です。
ブラウザで解錠
ブラウザの管理画面から、Akerunの施錠・解錠ができます。
対象のAkerunの状態を取得してからの操作になります。
クリックして現在の状態を取得して、クリックして解錠する。
入退室履歴CSV抽出
ブラウザの管理画面からCSVを抽出できます。これはRPAで毎週、自動抽出します。
感想
価格はちょっと高いですが、いまのところ安定してます。取り付けも簡単です。電池交換がめんどくさいかも。
5000円のスマートロック bitlock Proもありましたが、まだ新しく安定性が不明だったので、今回は見送りました。
以上です。
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