テスラのWifiが接続できないのはRTX1200ルーターの初期のポート設定だった
テスラ・モデルSは、アメリカのテスラ(会社)が製造・販売しているセダンタイプの電気自動車です。テスラの車両には定期的に既存の機能を強化するワイヤレスソフトウェアアップデートがWi-Fi経由で配信され、おこなわれます。テスラは内蔵の3G回線(LTE回線?)で、インターネットに常時接続されていますが、ソフトウェアのダウンロードはWifi環境で行います。
モバイルWifiルーターやiPhoneのテザリングで接続できた
テスラのWifi設定で、モバイルWifiルーターのSSIDに接続できました。また、iPhoneのテザリングでも問題なく接続できました。ソフトウェアのアップデートがある場合、Wifiに接続しているとアップデートファイルをダウンロードします。
固定回線のWifiルーターから接続できない
会社の固定の光回線にWifiルーターを接続して、APモードでSSIDを設定しました。固定回線へのゲートウェイはYamahaのRTX1200のルーターです。このルーターにPPPoE接続の設定がしてあります。
この回線から飛ばしているWifiに、テスラから接続しようとしましたが、接続できませんでした。一瞬、グリーンのマークがついて、接続できたような感じですが、すぐに切断されます。ルーター側のDHCPのログをみると、テスラにIPアドレスを払い出している形跡がありました。
テスラ本社のサーバ(mothership.tesla.com)にOpenVPN接続している
検索してみたところ、テスラは単純にインターネットに接続できればOKではなくて、テスラのサーバーにOpenVPNで接続してるそうです。
RTX1200のルーターは初期化して使用しています。とくに設定はしていませんが、初期状態でいくつかのポートフィルタリングの設定がありました。業務用のルーターだからでしょうか。
別の固定回線(家庭用Wifiのルーター)にしたら接続できた
この回線とは、別のインターネット回線のルーターがあり、そちらは家庭用のルーターです。内→外のポートフィルタリングの設定はありません。
テスラが接続するWifiルーターをルーターモードに設定し、ゲートウェイを家庭用Wifiルーターに向けたところ正常に通信ができました。
よって、RTX1200ルーターの設定を変更すれば、問題ないと思います。
以上です。
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