グルージェントフローを導入しました
クラウド型ワークフローのグルージェントフローを導入しました。
グルージェントフロー
グルージェントフローは株式会社グルージェントが開発し、提供しているサービスです。会社の規模は大きくはありませんが、ブログを拝見していると技術力はありそうです。
https://www.gluegent.com/service/flow/
オンプレも含めてワークフローの製品を検討しましたが、1ユーザーあたり 月額 300 円の価格ですべての機能が使えるグルージェントフローにしました。G Suite (旧 Google Apps for Work)と強力に連携し、申請・承認・決裁といった一連のワークフローをクラウド上で行えるのが利点でした。
GSuteアカウントでログインできますし、自動処理でGoogleとの連携が優れています。承認された申請書をGoogleDrive上にGoogleDocsとして自動保管も可能です。
中国ではグレートファイアウォールの影響でGoogleのサービスは利用できません。よって、Google上で動作するグルージェントフローも利用できません。VPN接続などで回避しましょう。
他に検討した製品としては、ストリームライン、X-point、rakumo ワークフローがあります。
ストリームライン
株式会社ミトリが提供しているクラウド型ワークフローシステムです。
ストリームラインと同じくGoogle上で稼働しています。GoogleAppsScriptと連携できるのが良さそうでした。既存の紙の申請書を背景画像に設定し、簡単に申請テンプレートを作れますが、こまかい調整を考えると一から作ったほうがメンテナンスもしやすいです。
価格はストリームラインと同じく1ユーザーあたり 月額 300 円でしたが、申請データのアーカイブがオプションだったのでやめました。
X-point
株式会社エイトレッドが提供しているワークフローです。クラウド版とパッケージ版があります。
機能としては一番豊富？でしょうか。
申請のテンプレートは、クライアントアプリケーションのeFormMaker(フォーム作成ソフト)で作成し、サーバーに同期する方式です。２年目以降は有償となり月額5,000円/ライセンスです。いろいろ複雑で理解できず、、あきらめました。GSuiteとはシングルサインオンとして使えるのみです。
1アカウント 500円(税抜き) / 月。モバイルオプションも150円です。
他のオプションの価格もつけると高くなりました。大企業向けかな。
rakumoワークフロー
rakumo 株式会社が提供しているクラウドワークフローです。
デザインがとてもきれいで、見やすいです。いいデザインのほうが使ってて気持ちいいですね。
https://rakumo.com/product/workflow.html
1アカウント 300円(税抜き) / 月でした。ただし、添付資料をGoogleのクラウドに保存するにはオプション料金がかかります。そんなに高いものではないですが、シンプルな料金体系を優先しました。
ワークフロー導入のメリット
導入してメリットはいろいろありました。電子承認によりどこからでも承認できまるため、時間も手間も削減されました。
ワークフローシステム化するためには、承認フローも含めて新しく申請書を作り直す必要があります。業務フローの改善です。従来の無駄な作業やあいまいなルールを明確にすることで、属人化を防ぐことができます。
RPAの導入についても同じことです。単純にシステム化をするのではなく、業務ルールを理解し新しく構築する必要があります。情報通信技術（information and communication technology、ICT）とは、ビジネス上の要請・課題をコンピュータの利用で達成することです。